Mistral AIの特徴・料金・使い方を徹底解説【2026年最新】

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この記事の要約

フランス発のAI企業 Mistral AI(ミストラル)を徹底解説。Le Chatの使い方、モデルラインナップ、Flash Answers機能まで初心者向けにまとめました。

この記事でわかること

  • フランス発のMistral AIが注目される理由と、他のAIとの違い
  • Le Chat(ル・シャット)の無料版とProの機能の違い
  • Flash Answers、Deep Research、Mistral Vibeなどの特徴的な機能

Mistral AIとは?

Mistral AI(ミストラル エーアイ)は、フランス・パリに本社を置く AI 人間のように考えたり判断したりできるコンピュータの仕組み。人工知能とも呼ばれる もっと詳しく → 企業です。2023年に設立された比較的新しい会社ですが、すでに企業価値140億ドル(約2兆円)に達し、ヨーロッパ最大のAI企業となっています。

項目内容
開発元Mistral AI(フランス・パリ)
設立時期2023年4月
現在のモデルMistral Large 3、Medium 3、Small 3 など
チャットUILe Chat(ル・シャット)
公式サイトmistral.ai

Mistral AIの特徴は、高性能なモデルを無料で提供していること。チャットUI「Le Chat」は基本無料で使えるうえに、エンタープライズ級の機能(MCP連携、メモリーなど)まで無料ユーザーに開放しています。


料金体系

Le Chat(チャットUI)

プラン名月額料金おもな特徴
無料0円全基本機能、MCP連携、メモリー、画像生成
Pro要確認Flash Answers(1日200回)、Mistral Vibe、優先アクセス
Team要確認チーム管理、共有ワークスペース
Enterprise要問合せSSO、監査ログ、カスタムデプロイ

💡 大きな特徴: Mistral AIは無料プランでもMCP連携やメモリー機能を提供しています。他のAIサービスでは有料プランでしか使えない機能が、Mistralでは無料で使えるのが魅力です。

API料金(開発者向け)

モデル名入力(100万トークンあたり)出力(100万トークンあたり)
Mistral Large 3$0.50$1.50
Mistral Medium 3$0.40$2.00
Mistral Small 3.1$0.03$0.11
Codestral$0.30$0.90
Mistral Nemo$0.02$0.04

API料金はChatGPTやClaudeのAPIと比較して、かなりリーズナブルです。


アカウント サービスを使うための自分専用の入場券みたいなもの。名前(メールアドレス)と合言葉(パスワード)のセット もっと詳しく → 登録〜初回利用の手順

  1. **chat.mistral.aiに アクセス ウェブページを訪れること。ネット上のページに「行く」こと もっと詳しく → **する
  2. メールアドレス インターネット上の自分の住所のようなもの。「○○@gmail.com」のような形をしている もっと詳しく → またはGoogleアカウントで登録(クレジットカード不要)
  3. チャット画面でメッセージを入力して送信

[画像: Le Chatのチャット画面]

メールアドレス インターネット上の自分の住所のようなもの。「○○@gmail.com」のような形をしている もっと詳しく → をお持ちでない方はGmailアカウントの作り方をご覧ください。Googleアカウントについて詳しくはGoogleアカウントとはをご確認ください。

iOS・Androidのスマホ アプリ スマホやパソコンで使う道具(ソフト)のこと。LINEもYouTubeもアプリの一つ もっと詳しく → も用意されており、フランスのApp Storeでは無料アプリ1位を獲得した実績があります。


主要機能

Flash Answers(フラッシュアンサー)

毎秒1,000語という驚異的な速度で回答を生成する機能です。シンプルな質問であれば、入力後ほぼ一瞬で回答が表示されます。高速な推論エンジンとの組み合わせで実現しています。

Deep Research(ディープリサーチ)

AIが自律的に検索・分析を行い、引用付きの調査レポートを作成します。2025年7月に導入された機能で、多言語での推論にも対応しています。

Mistral Vibe(ミストラルバイブ)

開発者向けのAIコーディングエージェントです。ターミナルから自然言語でコードの生成・修正を指示できます。カスタムサブエージェントを作成して、デプロイスクリプトやPRレビューなどの特定タスクを自動化することも可能です。

Canvas(キャンバス)

文書やコードを視覚的に編集できるワークスペースです。生成された成果物をリアルタイムでプレビューしながら修正できます。

Projects(プロジェクト)

関連する会話やファイルをフォルダにまとめて管理できる機能です。ツール設定やファイルを永続的に保存できます。

MCP連携

20以上のエンタープライズツール(Databricks、Snowflake、GitHub、Notion、Asana、Slack、Zapierなど)と連携可能。さらに、カスタムMCPコネクターを作成して独自のツールと接続することもできます。

メモリー

会話をまたいで文脈を記憶する機能です。作業のパターンや好みを学習し、よりパーソナライズされた応答を返します。

画像編集

Black Forest Labsとの提携による高度な画像編集機能。テキスト指示でオブジェクトの除去や背景の変更などが可能です。

Voxtral(音声モデル)

自然な音声会話に対応する独自の音声認識モデルです。低遅延でリアルタイムの会話が可能です。

Magistral(推論モデル)

複雑な質問に対して段階的に推論する専門モデルです。多言語対応で、会話の途中で言語を切り替えても対応します。


メリット・デメリット

メリット

  • 無料版の機能が異常に充実 — MCP連携、メモリー、画像編集まで無料
  • API料金がリーズナブル — 大手AIと比較して大幅に安い
  • 欧州発でGDPR準拠 — データプライバシーへの意識が高い
  • Flash Answersの速度 — 毎秒1,000語は業界最速クラス
  • 多言語対応に強い — ヨーロッパの多言語環境で鍛えられた技術

デメリット

  • 知名度がChatGPTやClaudeに劣る — 日本語での情報が少ない
  • 日本語の品質はまだ発展途上 — 英語やフランス語と比較すると差がある
  • 有料プランの価格が不透明 — 公式サイトでの料金表示が限定的
  • 画像・動画生成は他のAIに劣る — テキスト処理が中心
  • 企業の歴史が浅い — 長期的な安定性は未知数

まとめ・おすすめ度

おすすめ度: ★★★★☆(4/5)

Mistral AIは無料で高品質なAIを使いたい方にとって、隠れた名選択肢です。MCP連携やメモリーまで無料で使えるのは他のAIサービスにない大きな強みです。

特に開発者やビジネスユーザーにとっては、リーズナブルなAPI料金とエンタープライズ機能の無料開放が魅力的です。日本語対応がさらに進化すれば、トップクラスのAIサービスになるポテンシャルを秘めています。

※ この記事の情報は2026年2月時点のものです。最新情報はMistral AI公式サイトをご確認ください。


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