Stable Diffusionの特徴・料金・使い方を徹底解説【2026年最新】
この記事の要約
オープンソースの画像生成AI「Stable Diffusion」のSDXLモデル、DreamStudioでの使い方、ローカル実行方法を初心者向けに解説します。
この記事でわかること
- Stable Diffusionとは何か、オープンソースの画像生成AIの特徴
- DreamStudioでの使い方と料金体系
- ローカル環境での実行方法(ComfyUI、AUTOMATIC1111)
Stable Diffusionとは?
Stable Diffusion(ステーブル・ディフュージョン)は、Stability AI 人間のように考えたり判断したりできるコンピュータの仕組み。人工知能とも呼ばれる もっと詳しく → が開発したオープンソースの画像生成AIです。
最大の特徴は、完全に無料でローカル環境(自分のPC)で動かせること。 MidjourneyやDALL-Eのように月額料金を払う必要がなく、自由にカスタマイズして使えます。
オープンソースであることのメリット
オープンソースとは、ソフトウェアの設計図(ソースコード)が公開されており、誰でも自由に改造・再配布できることを意味します。
Stable Diffusionがオープンソースであることで、以下のような利点があります:
- 無料で使える:ライセンス料金がかからない
- カスタマイズ自由:自分好みにモデルを調整できる
- プライバシー保護:ローカル実行なら生成画像が外部に送信されない
- コミュニティが活発:カスタムモデルや拡張機能が豊富
[画像: Stable Diffusionで生成された画像の例]
料金体系
Stable Diffusionはモデル自体は無料ですが、使い方によって料金が変わります。
1. ローカル実行(完全無料)
料金:無料
自分のPCにStable Diffusionをインストールして使う方法です。
- ソフトウェア自体は無料
- ただし、ある程度のPCスペックが必要(NVIDIA製GPUが推奨)
- 電気代のみ負担
必要なPCスペック:
- GPU: NVIDIA GeForce RTX 3060以上(VRAM 6GB以上推奨)
- RAM: 16GB以上
- ストレージ: 20GB以上の空き容量
2. DreamStudio経由(クレジット制)
料金:従量課金制(クレジット購入)
Stability AI公式のWebサービス「DreamStudio」を使う方法です。
- 初回登録時に約100クレジット(約500枚分)の無料クレジット付与
- クレジットを使い切ったら追加購入が必要
- 1クレジットで約5枚の画像生成が可能(設定により異なる)
- 追加クレジット購入:$10で1,000クレジット程度
ローカル実行できるPCスペックがない方や、手軽に使いたい方におすすめです。
[画像: DreamStudioの料金設定画面]
3. Clipdrop / Leonardo AI 経由(有料プラン)
他社サービスでもStable Diffusionベースのモデルを利用できます。
- Clipdrop(Adobe系):月額$9〜
- Leonardo AI:無料プラン(150トークン/日)+ 有料プラン$12〜
アカウント登録〜初回利用の手順
ここでは、最も手軽な「DreamStudio」での使い方を解説します。
1. DreamStudioに アクセス ウェブページを訪れること。ネット上のページに「行く」こと もっと詳しく →
- DreamStudio公式サイト にアクセス
- 「Sign Up」ボタンを クリック パソコンのマウスのボタンを押すこと。「これを選ぶ!」という操作 もっと詳しく →
- Googleアカウントまたは メールアドレス インターネット上の自分の住所のようなもの。「○○@gmail.com」のような形をしている もっと詳しく → で登録
[画像: DreamStudioのサインアップ画面]
2. 初回クレジットを確認
登録すると、自動的に約100クレジット(約500枚分)が付与されます。 画面右上にクレジット残高が表示されるので確認しましょう。
[画像: DreamStudio画面右上のクレジット残高表示]
3. モデルを選択
DreamStudioでは複数のモデルが利用できます。
- 画面上部の「Advanced」をクリック
- 「Model」から使いたいモデルを選択
- SDXL(Stable Diffusion XL):最新の高品質モデル
- SD 1.5:旧モデル(軽量で速い)
- SD 3:最新実験モデル
初めての方は「SDXL」を選ぶのがおすすめです。
[画像: DreamStudioのモデル選択画面]
4. 画像を生成
- プロンプト AIに送る質問や指示のこと。「これを教えて」「これを作って」というお願いの文章
もっと詳しく →
(画像の説明)を入力(英語推奨、日本語も可)
- 例:
a cat wearing a hat, oil painting style
- 例:
- ネガティブプロンプト(避けたい要素)を入力(任意)
- 例:
blurry, low quality, deformed
- 例:
- 画像サイズ、生成枚数を設定
- 「Dream」ボタンをクリック
- 数秒〜十数秒で画像が生成される
[画像: DreamStudioで画像生成している画面]
主要機能
Stable Diffusionには以下のような強力な機能があります。
- Text-to-Image(テキストから画像):プロンプトから画像を生成
- Image-to-Image(画像から画像):既存画像をベースに新しい画像を生成
- Inpainting(インペインティング):画像の一部を修正・補完
- Outpainting(アウトペインティング):画像の外側を拡張
- ControlNet:ポーズや構図を細かく指定(ローカル実行時)
- LoRA / カスタムモデル:特定のスタイルやキャラクターを学習させたモデルを追加可能(ローカル実行時)
- 高解像度化(Upscale):生成画像を更に高解像度化
ローカル実行の方法(中級者向け)
自分のPCで動かしたい方向けに、代表的なツールを紹介します。
ComfyUI(おすすめ)
ノードベースの直感的なインターフェースで、初心者にも扱いやすいツールです。
- GitHubから無料で ダウンロード インターネット上にあるファイルやアプリを、自分のスマホやパソコンに取り込むこと もっと詳しく →
- ドラッグ&ドロップでワークフローを構築
- ControlNet、LoRAなど拡張機能が豊富
AUTOMATIC1111(Web UI)
最も広く使われているローカル実行ツールです。
- Web ブラウザ インターネットを見るためのアプリ。ChromeやSafari、Edgeのこと もっと詳しく → 上で操作するUI
- 拡張機能(Extension)が豊富
- コミュニティが大きく、情報が多い
導入方法は公式GitHubリポジトリに詳しい手順が記載されています。 PCスペックとある程度のITリテラシーが必要なので、初心者の方はまずDreamStudioから始めるのがおすすめです。
メリット・デメリット
メリット
- 完全無料で使える(ローカル実行の場合)
- オープンソース:カスタマイズ自由、プライバシー保護
- カスタムモデルが豊富:アニメ風、写実風など様々なスタイルを追加可能
- 拡張機能が充実:ControlNet、LoRAなど高度な機能を追加できる
- 商用利用可能:ライセンスの範囲内で商用利用OK
デメリット
- PCスペックが必要:ローカル実行にはNVIDIA製GPUが必須
- 初心者には難しい:インストールや設定が複雑
- プロンプトは英語が基本:日本語対応は限定的
- 画質はMidjourneyに劣る場合がある:モデルや設定次第だが、標準設定ではMidjourneyほどの芸術性は出にくい
- サポートがない:オープンソースなので公式サポートは期待できない
まとめ・おすすめ度
Stable Diffusionは、自由度と拡張性を求める方に最適な画像生成AIです。 無料で使えるのは大きな魅力ですが、ある程度の技術知識が必要なため、初心者にはややハードルが高いかもしれません。
こんな人におすすめ
- 無料で画像生成AIを使いたい
- 自分のPCで完結させたい(プライバシー重視)
- カスタムモデルや拡張機能を試したい
- 技術的な知識がある、または学びたい
- 大量の画像を生成したい(ローカル実行なら無制限)
おすすめ度:★★★★☆(4.0/5) ※ 技術的な知識がある方には★★★★★
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※ 2026年2月時点の情報です。最新情報は Stability AI公式サイト および DreamStudio をご確認ください。
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