Fluxの特徴・料金・使い方を徹底解説【2026年最新】
この記事の要約
Black Forest Labsが開発した画像生成AI「Flux」のPro/Dev/Schnellモデルの違い、料金体系、オープンソース版の使い方を初心者向けに解説します。
この記事でわかること
- Fluxとは何か、Black Forest Labsの最新画像生成AI
- Pro / Dev / Schnellモデルの違いと用途
- 料金体系とオープンソース版(Schnell)の使い方
Fluxとは?
Flux(フラックス)は、Black Forest Labs(ブラック・フォレスト・ラボ)が開発した最新の画像生成AIです。
Black Forest Labsは、Stable Diffusionの開発チームの一部が独立して設立したスタートアップで、2024年に設立されました。 Fluxは、Stable Diffusionの後継として注目を集めている次世代モデルです。
最大の特徴:3つのモデル展開
Fluxは、用途に応じて3つのモデルが提供されています:
- Flux.1 [Pro]:最高品質の商用モデル
- Flux.1 [Dev]:非商用利用向けのオープンウェイトモデル
- Flux.1 [Schnell]:高速生成に特化したオープンソースモデル
用途や予算に応じて、最適なモデルを選択できるのが大きな強みです。
[画像: Fluxで生成された高品質な画像の例]
モデルの違い
3つのモデルの違いを詳しく見てみましょう。
Flux.1 [Pro]
特徴:最高品質、商用利用可能
- 最も高品質な画像を生成
- 商用利用が可能
- API経由またはBlack Forest Labs公式サイト(BFL Playground)で利用
- 料金:従量課金制(約$0.03/メガピクセル)
用途:企業やプロのクリエイターが商用プロジェクトで使う場合
Flux.1 [Dev]
特徴:オープンウェイト、非商用限定
- Proモデルから蒸留された高品質モデル
- モデルの重み(weights)が公開されており、自由に ダウンロード インターネット上にあるファイルやアプリを、自分のスマホやパソコンに取り込むこと もっと詳しく → ・実行可能
- 非商用利用のみ
- ローカル環境(自分のPC)で実行可能
用途:個人の趣味や学習、非商用プロジェクト
Flux.1 [Schnell]
特徴:高速生成、Apache 2.0ライセンス
- 最も高速な画像生成(数秒で完成)
- 完全なオープンソース(Apache 2.0ライセンス)
- 商用利用可能
- ローカル環境で実行可能
- 品質はProやDevより若干劣るが、スピード重視
用途:ローカル開発、高速プロトタイピング、個人利用
[画像: Flux 3モデルの比較図]
料金体系
Fluxの料金は、使用するモデルによって異なります。
Flux.1 [Pro](商用利用)
料金:従量課金制
- API経由:約$0.03/メガピクセル
- 標準的な1024×1024画像(1メガピクセル):約$0.03(約¥4.3)
- 大量生成する場合はコストがかかる
Flux.1 [Dev](非商用)
料金:無料
- モデル自体は無料でダウンロード可能
- ローカル環境(自分のPC)で実行する場合は電気代のみ
- APIプロバイダー経由の場合は従量課金
必要なPCスペック:
- GPU: NVIDIA GeForce RTX 3060以上(VRAM 8GB以上推奨)
- RAM: 16GB以上
- ストレージ: 20GB以上の空き容量
Flux.1 [Schnell](オープンソース)
料金:無料
- 完全無料(Apache 2.0ライセンス)
- ローカル環境で実行する場合は電気代のみ
- APIプロバイダー経由の場合:約$0.003/1Mトークン〜
必要なPCスペック:
- Devモデルよりやや軽量
- GPU: NVIDIA GeForce GTX 1660以上(VRAM 6GB以上推奨)
使い方
Fluxを使う方法は、主に3つあります。
1. BFL Playground(公式サイト)
Black Forest Labs公式のWebサービスです。
- Black Forest Labs公式サイト に アクセス ウェブページを訪れること。ネット上のページに「行く」こと もっと詳しく →
- 「Try Flux」または「Playground」を クリック パソコンのマウスのボタンを押すこと。「これを選ぶ!」という操作 もっと詳しく →
- アカウント サービスを使うための自分専用の入場券みたいなもの。名前(メールアドレス)と合言葉(パスワード)のセット もっと詳しく → 作成( メールアドレス インターネット上の自分の住所のようなもの。「○○@gmail.com」のような形をしている もっと詳しく → またはGoogleアカウント)
- プロンプト AIに送る質問や指示のこと。「これを教えて」「これを作って」というお願いの文章 もっと詳しく → を入力して画像生成
- クレジット購入が必要(従量 課金 サービスの有料機能を使うためにお金を払うこと もっと詳しく → )
[画像: BFL Playgroundの画面]
2. API経由(開発者向け)
プログラムから画像生成したい場合は、APIを利用できます。
# 例:Flux APIを使った画像生成(Python)
import requests
response = requests.post(
"https://api.bfl.ai/v1/flux-pro",
headers={"Authorization": "Bearer YOUR_API_KEY"},
json={
"prompt": "a cat sitting on a chair",
"width": 1024,
"height": 1024
}
)
3. ローカル実行(中級者向け)
DevモデルまたはSchnellモデルを自分のPCにダウンロードして実行します。
ComfyUI経由:
- ComfyUI公式GitHub からComfyUIをダウンロード
- Hugging FaceからFlux.1 Schnellモデルをダウンロード
- ComfyUIのmodelsフォルダに配置
- ComfyUIでワークフローを構築して画像生成
AUTOMATIC1111経由:
- AUTOMATIC1111 Web UIを インストール ダウンロードしたアプリやソフトを、パソコンやスマホで使えるようにセットアップすること もっと詳しく →
- Flux対応の拡張機能をインストール
- モデルをダウンロードして配置
[画像: ComfyUIでFlux Schnellを使用している画面]
主要機能
Fluxには、最新の画像生成技術が搭載されています。
- 高品質な画像生成:Stable Diffusionを超える品質
- 高速生成(Schnell):数秒で画像が完成
- プロンプト理解力:自然言語の指示を正確に理解
- スタイルの多様性:写真風、イラスト風、アート風など幅広く対応
- 細部の描写:手や指、顔の表情などの細かい部分も正確
- テキスト描画:画像内のテキストもある程度正確に描画可能
メリット・デメリット
メリット
- 3つのモデル展開:用途に応じて最適なモデルを選べる
- 高品質:Stable Diffusionを超える画像品質
- オープンソース版あり(Schnell):Apache 2.0ライセンスで商用利用可能
- 高速生成:Schnellモデルは数秒で画像が完成
- 開発チームが優秀:Stable Diffusionの元開発メンバーが中心
デメリット
- まだ新しい:2024年リリースで、コミュニティが発展途上
- ローカル実行にはPCスペックが必要:GPU必須
- 日本語情報が少ない:英語の情報が中心
- 商用利用はProモデルのみ(DevモデルはNG)
- API料金がやや高い:大量生成する場合はコストがかかる
まとめ・おすすめ度
Fluxは、Stable Diffusionの次世代モデルとして大きな期待を集めている画像生成AIです。 特に、無料で商用利用できる「Schnellモデル」は、個人クリエイターにとって非常に魅力的な選択肢です。
こんな人におすすめ
- Stable Diffusionを使ったことがあり、更に高品質なモデルを試したい
- 無料で商用利用できるオープンソースモデルを探している
- ローカル環境で画像生成AIを動かしたい
- 最新の画像生成技術に興味がある
ただし、まだリリースから間もないため、日本語の情報が少なく、初心者にはややハードルが高いかもしれません。 初めて画像生成AIを使う方は、まずMidjourneyやDALL-Eから始めるのがおすすめです。
おすすめ度:★★★★☆(4.0/5) ※ 技術的な知識がある方には★★★★★
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※ 2026年2月時点の情報です。最新情報は Black Forest Labs公式サイト をご確認ください。
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