AI初心者が最初にやるべき3つのこと
この記事の要約
「AIって何?」というところから始めて、今日からできる3つのステップをご紹介。パソコンやスマホの操作に自信がない方でも、一つずつ進めれば大丈夫です。
この記事でわかること
- 「AI」とは何か、かんたんな言葉で(難しい専門用語は使いません)
- AIを使い始めるための3つのステップ(すべて無料でできます)
- 自分の仕事や生活でAIを使えるシーンの見つけ方
はじめに:AIは「特別な人」のものじゃない
「 AI 人間のように考えたり判断したりできるコンピュータの仕組み。人工知能とも呼ばれる もっと詳しく → って、パソコンに詳しい人やエンジニアが使うものでしょ? 自分には関係ない」
そう思っていませんか? その気持ち、よくわかります。自分も最初はそう思っていました。
でも、実はいまのAIはLINEでメッセージを送れる人なら、誰でも使えるくらいかんたんになっているんです。文字を打って送信する。やることは本当にそれだけです。
この記事では、AIのことを何も知らない方でも今日から始められる3つのステップをご紹介します。難しい知識は一切不要。必要なのは、ちょっとした好奇心だけです。
💡 途中でわからない言葉が出てきても、必ずかんたんな言葉で説明しています。一つずつゆっくり進めていきましょう。
そもそも「AI」ってなに?
最初に、「AI」がいったい何なのかを説明させてください。
ざっくり言うと
AI(エーアイ)は、人間のように考えたり判断したりできるコンピュータの仕組みのことです。日本語では「人工知能(じんこうちのう)」とも言います。
もう少し詳しく言うと
私たちは普段、目で見て、耳で聞いて、頭で考えて、言葉を話しますよね。AIは、これと似たようなことをコンピュータにやらせる技術です。
たとえば:
- 人間が本をたくさん読むと文章が上手になるように、AIも大量の文章を読んで「それっぽい返答」ができるようになった
- 人間が写真を何枚も見ると「これは猫、これは犬」と見分けられるように、AIも何億枚もの画像を見て、写真の中身がわかるようになった
つまり、**AIは「ものすごくたくさんのことを学習したコンピュータ」**だと思ってもらえればOKです。
具体的に何ができるの?
いま私たちが手軽に使えるAIの多くは「 チャットボット 文字で会話できるAIのこと。ChatGPTやClaudeがこれにあたる もっと詳しく → 」と呼ばれるタイプです。
💡 チャットボットって? 文字で会話できるAIのことです。LINEのように文章を送ると、AIが返事をしてくれます。ChatGPT(チャットジーピーティー)やClaude(クロード)がこれにあたります。
チャットボットに文章を入力すると、AIが文章で返してくれる。本当にそれだけです。「自分にもできそうかも」と思いませんか?
では、さっそく実際に使ってみましょう。
ステップ1:AIと話してみよう
なぜChatGPTから始めるの?
いろいろなAIサービスがありますが、最初の一歩には ChatGPT(チャットジーピーティー) がおすすめです。理由はシンプルで3つあります。
- 無料で使える — お金は一切かかりません
- 日本語で使える — 日本語で話しかければ日本語で返してくれます
- 使っている人が多い — 困ったときにインターネットで調べると情報がたくさん見つかります
やってみよう:AIとの最初の会話
ここから先は、実際にChatGPTを使ってみる手順です。一つずつ進めていきましょう。
必要なもの: インターネットにつながったスマホまたはパソコン
-
ブラウザ インターネットを見るためのアプリ。ChromeやSafari、Edgeのこと もっと詳しく → を開きます — インターネットを見るための アプリ スマホやパソコンで使う道具(ソフト)のこと。LINEもYouTubeもアプリの一つ もっと詳しく → です。スマホなら「Safari(サファリ)」や「Chrome(クローム)」、パソコンなら「Edge(エッジ)」や「Chrome」がそれです
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画面上部のアドレスバーに「chatgpt.com」と入力して、Enterキーを押します — アドレスバーとは、ブラウザの上のほう(スマホでは下のほうにあることも)にある、文字を入力できる細長い場所のことです
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ChatGPTのページが開いたら、「Sign up」( サインアップ サービスの入場券(アカウント)を新しく作ること。「会員登録」と同じ意味 もっと詳しく → =会員登録) ボタンを押します
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画面の案内に従って、** メールアドレス インターネット上の自分の住所のようなもの。「○○@gmail.com」のような形をしている もっと詳しく → と パスワード 自分だけが知っている合言葉。他の人にアカウントを使われないようにする鍵のようなもの もっと詳しく → を入力して、 アカウント サービスを使うための自分専用の入場券みたいなもの。名前(メールアドレス)と合言葉(パスワード)のセット もっと詳しく → **を作ります
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登録が完了したら、画面の下にある入力欄に、こんな文章を入力してみましょう
来週の月曜日に友人の誕生日パーティーを企画しています。
予算5,000円で、4人分の手作りメニューを考えてください。
デザートも含めてお願いします。
-
入力欄の右にある送信ボタン(紙飛行機のようなアイコン)を押します
-
数秒待つと、AIが回答を返してくれます
📖 もっと詳しい登録手順が知りたい方へ: 「ChatGPT無料版の始め方」で、ブラウザの開き方からスクリーンショット付きで丁寧に解説しています。
📖 メールアドレスを持っていない方は「Gmailアカウントの作り方」、パスワードの決め方に迷ったら「パスワードの作り方」も参考にしてください。
「間違えたらどうしよう」と心配な方へ
- AIは機械なので、どんな質問をしても怒ったり、壊れたりしません
- 変なことを聞いても恥ずかしがる必要はゼロです。AIは人間ではないので気にしません
- 回答が期待と違ったら、「もう少しカジュアルにして」「具体例を増やして」のように続けてメッセージを送れば修正してくれます
- 最初から完璧な質問をする必要はまったくありません。むしろ、たくさん話しかけてみるほうが使い方のコツがつかめます
✅ ここまでできたら上出来です! AIとの最初の会話、おめでとうございます。
ステップ2:自分の生活でAIに手伝ってもらえることを探そう
ChatGPTを触ってみて「おもしろい!」と感じたら、次のステップです。自分の日常の中で、AIに手伝ってもらえそうなことを探してみましょう。
「でも、何を頼めばいいかわからない…」という方のために、すぐに使える例をたくさん紹介します。
仕事で使える例
| こんなとき困っていませんか? | AIにこう頼んでみよう |
|---|---|
| メールの返信に時間がかかる | 「この内容で、丁寧なお断りメールを書いてください」 |
| 会議のメモを整理したい | 「このメモを、箇条書きの議事録にまとめてください」 |
| 企画のアイデアが浮かばない | 「○○をテーマにした企画案を5つ出してください」 |
| Excelの操作がわからない | 「売上を月別に合計するExcelの関数を教えてください」 |
| 英語のメールを読みたい | 「この英語メールを日本語に翻訳して、要点をまとめてください」 |
生活で使える例
| こんなとき困っていませんか? | AIにこう頼んでみよう |
|---|---|
| 夕飯のメニューが思いつかない | 「冷蔵庫にある材料で作れるメニューを3つ提案して」 |
| 旅行の計画を立てたい | 「2泊3日の京都旅行プランを作って。予算は5万円で」 |
| 子どもに聞かれたけどうまく説明できない | 「小学生にもわかるように光合成を説明して」 |
| 自分が書いた文章に自信がない | 「この文章をもっと読みやすくしてください」 |
| 新しい趣味を見つけたい | 「インドア派の30代におすすめの趣味を5つ教えて」 |
💡 コツ: AIへのメッセージ( プロンプト AIに送る質問や指示のこと。「これを教えて」「これを作って」というお願いの文章 もっと詳しく → と言います)は、友だちに相談するような感覚でOKです。「具体的に」「条件をつけて」伝えると、より良い回答が返ってきます。
AIが得意なこと・苦手なこと
AIは万能ではありません。得意なことと苦手なことを知っておくと、上手に付き合えます。
AIが得意なこと ✅
- 文章を書く・要約する・翻訳する
- アイデアをたくさん出す
- 情報を整理して比較する
- 難しいことをわかりやすく説明する
AIが苦手なこと ❌
- 最新のニュース — AIの知識には期限があり、つい最近のことは知らない場合があります
- 100%正確な情報の保証 — もっともらしいウソを言うことがあります。これを「ハルシネーション」と呼びます。大事な情報は必ず自分でも確認しましょう
- 法律・医療などの専門判断 — 参考にはなりますが、最終判断はかならず専門家に相談してください
💡 AIの回答は「詳しい友だちの意見」くらいの位置づけで受け取るのがちょうどいいです。参考にはするけど、大事なことは自分でも確認する。そんな付き合い方がおすすめです。
ステップ3:いろいろなAIを試してみよう
ChatGPTに慣れてきたら、他のAIサービスも試してみましょう。サービスによって個性が違うので、使い比べるとおもしろい発見があります。
💡 「AIサービス」って? AIの技術を使った便利なサービスのことです。LINEやYouTubeと同じように、インターネット上で使えます。AI版の「便利ツール」だと思ってください。
主要なAIサービス3つ
いま人気のあるAIサービスを3つ紹介します。すべて無料で試せます。
| サービス名 | どんな会社が作った? | どんな特徴? | 無料で使える? |
|---|---|---|---|
| ChatGPT(チャットジーピーティー) | OpenAI(アメリカ) | 利用者数が一番多い。何でもこなすオールラウンダー | ✅ はい |
| Claude(クロード) | Anthropic(アメリカ) | 長い文章を読むのが得意。丁寧でわかりやすい日本語 | ✅ はい |
| Gemini(ジェミニ) | Google(アメリカ) | GmailなどGoogleのサービスとの連携が強み | ✅ はい |
比べてみよう:同じ質問を3つのAIにしてみる
おもしろい実験があります。同じ質問を3つのAIに投げてみてください。
日本の四季の中で一番好きな季節はどれですか?
理由も含めて教えてください。
AIによって回答のスタイルや内容が違うことに気づくはずです。この違いを体感することで、「この目的にはこのAIが合いそうだな」という感覚がつかめてきます。
こんな人にはこのAIがおすすめ
| あなたのタイプ | おすすめAI | 理由 |
|---|---|---|
| とにかく最初の一歩を踏み出したい | ChatGPT | 利用者が多く、使い方の情報がネット上に豊富 |
| 長い文章の要約や執筆がしたい | Claude | 長文を読み込んで整理するのが得意 |
| GmailやGoogleドキュメントをよく使う | Gemini | Googleの各サービスと連携して便利に使える |
| とにかく費用を抑えたい | Gemini | 有料プランが月額約1,200円〜と最安 |
📖 3つのサービスの詳しい比較は「ChatGPT vs Claude vs Gemini:初心者向け徹底比較」で解説しています。
まとめ
- ✅ ステップ1: まずは ChatGPTに無料登録 して、気軽に話しかけてみよう
- ✅ ステップ2: 自分の 仕事や生活で「AIに頼めること」 を探してみよう
- ✅ ステップ3: 複数のAIサービスを試して、自分に合ったものを見つけよう
- ✅ AIは 完璧ではない。大事な情報は必ず自分でも確認する習慣をつけよう
- ✅ 難しく考えず、「ちょっと便利な相談相手」 くらいの気持ちで始めるのがコツ
「AIなんて自分には関係ない」と思っていた方も、一度試してみると「あ、こんなことにも使えるんだ」と驚くはずです。まずは一つ、AIに質問してみることから始めてみてください。
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